住宅営業や不動産営業の仕事は
ブラックできつい?ノルマがやばい?

「住宅営業ってきついらしいね」「不動産営業はノルマがあってハード」……
住宅・不動産業界の営業職を検討している人なら、一度はこんなネガティブな噂を耳にしたことがあるはず。

特にネット上にはネガティブな話がたくさん書かれており、不安を抱く人も多いはず。確かに住宅・不動産の営業は軽い気持ちでカンタンにできる仕事ではありません。
でも、大変な仕事だと言われながらも、この仕事を続ける人がたくさんいるのは何故なのでしょう。

今回は住宅・不動産営業が「きつい」「やめとけ」「ブラック」と言われる理由と、その裏側にあるやりがいを一緒にご紹介します。

contents

こんな方におすすめ!

  • ハウスメーカーや不動産会社の営業に興味がある人
  • 住宅・不動産業界について詳しく知りたい人
  • 仕事選びのポイントを知りたい人

住宅・不動産営業が「きつい」「やめとけ」と言われる理由

SNSやクチコミサイトでは住宅・不動産営業に対する、ネガティブな声が多く見受けられます。
ここでは「住宅・不動産営業はきつい」と言われる理由と、それでも住宅・不動産営業の仕事を続けている人の頑張れる理由をご紹介します。

住宅・不動産営業が大変な理由

土日に休みが取れない

ノルマがあって精神的な負担が大きい

夜間の打ち合わせもあって残業が多い

高額な商材だからプレッシャーが大きい

体育会系のノリで精神論や根性論を押し付けられる

悪質な営業手法を強要される

住宅・不動産営業の仕事が大変だと言われる主な理由はこの6つ。
ただし、休みの取りづらさ、ノルマの厳しさ、残業の多さは会社によってかなり差があります。
「高額な商材だからプレッシャーが大きい」というのは、どこの会社でも共通して言えることですが、プレッシャーの大きさは裏を返せばやりがいの大きさでもあり、人によってはこれが住宅・不動産営業の仕事を頑張れる理由になっています。

また、体育会のノリや悪質な営業手法を強いる会社が存在するのは事実ですが、実際のところそういう会社はごくわずか。
一部の悪徳業者の影響で業界全体のイメージが悪化していますが、ごく普通の住宅会社や不動産会社で営業の仕事をする分には、このような問題に悩まされることはないはずです。

住宅・不動産営業の仕事を続ける理由

お客様の人生に深く関われるから

仕事の成果が収入として返ってくるから

お客様からの感謝の言葉が嬉しいから

このように住宅・不動産営業の仕事には「キツさや大変さの裏側に大きなやりがいがある」と言う人も少なくありません。
ALLAGIの社員もこのようなやりがいを得られるところが住宅・不動産営業の魅力だと語っており、お客様との長く深いお付き合いを大切にしています。

お客様から食事に招かれたり、感謝のお手紙をいただいたり、なかにはお客様から「いい人がいるから紹介したい」と言われ、紹介していただいたお相手と結婚した社員も!
お客様の人生を左右する、高額な商材を扱う仕事だからこそ、それくらい深い関係性を築けるのでしょう。

 

ALLAGI社員とお客様のエピソードを読む

僕の人生を変えたお客様との出会い!お客様から紹介された人とまさかの○○!

 

ブラック企業とホワイト企業の見分け方

「目標達成していないなら休みなんてないと言われた」「営業成績が悪くて同僚の前で長時間説教された」「夜中までポスティングをやらされた」……など、住宅・不動産業界では驚くくらいブラックな体験談が聞こえてくることもあります。
でも、「休みが取れない」「残業が多い」「ノルマが厳しい」というのは、すべての住宅・不動産会社に当てはまるわけではありません。

たとえば、ALLAGIの場合、希望を出せば土日でも休みを取ることが可能。平日より休みづらいのは事実ですが予定の組み方を工夫して土日休暇を実現しており、最大14日間の長期休暇が取得できる制度もあります。

住宅・不動産業界にブラック企業が存在するのは事実ですが、なかにはホワイトな会社もたくさんあり、それを見極めるのが重要です。

ブラック企業のよくある特徴

年間休日が極端に少ない

有給休暇や育児休業を取らせてもらえない

長時間労働や残業が当たり前になっている

「やる気」や「根性」といった精神論が多い

教育に力を入れておらず、研修がほとんどない

目標達成できないと上司から厳しく詰められる

上記に当てはまるからといって、絶対にブラック企業というわけではありませんが、複数当てはまるものがある場合は残念ながらブラック企業の可能性が高いでしょう。

面接でもオフィスから大声で怒鳴っている声が聞こえてくるなど、「あれ?何かおかしいな…」違和感を覚えたら要注意。求人原稿も定着率や有給休暇の取得率、育休の取得率、平均残業時間などがまったく記載されていない場合は、少し疑いの目を持って慎重にチェックするようにしましょう。

逆に定着率、離職率、有給休暇の取得率、育休の取得率、平均残業時間などを開示している会社であれば、ブラック企業の可能性は低め。
特に離職率が低い会社はホワイト企業の可能性が高く、仮にあまり良い数字でなかったとしても、ちゃんと数字を出していること自体が求職者に対して誠実な会社だと言えるでしょう。

▼参考データ

項目 数字 引用元
離職率(不動産業) 13.5% 令和6年 雇用動向調査(厚生労働省)
有給休暇取得率(不動産業) 62.4% 令和6年 就労条件総合調査(厚生労働省)
育児休暇取得率 女性:86.6%
男性:40.5%
令和 6年度 雇用均等基本調査(厚生労働省)
平均残業時間(不動産業) 約31時間 OpenWork 働きがい研究所(2023年)

 

ちなみに、ALLAGIの離職率は10%と低く、平均残業時間は21.57 時間。育休取得率は女性100%:男性47%で有給休暇は平均9日くらい取得されています。また、バースデー休暇や国内旅行の場合は1週間、海外旅行の場合は2週間の長期休暇が取得できる制度もあり、働きやすい環境が整っています。

 

どう評価される?不動産営業が企業を選ぶときの重要なポイント

仕事をするうえでの満足度は年収が高いかどうかだけでなく、「自分の頑張りがきちんと評価されているか」が大きく関係します。
「とにかく稼ぎたい」「稼げる仕事なら大変でもいい」……と思っていても、人は収入だけではなかなか頑張れないもの。

実際、「高収入」を売りにしている会社ほど、離職率が高かったりします。満足感や納得感を得るためには、ただ稼げるだけではだめで、頑張りが正当に評価される必要があります。

たとえば……

評価基準が明確でちゃんと社員に開示されている

評価に応じてちゃんとリターン(インセンティブ等)がある

年功序列ではなく仕事の成果や能力を評価してくれる

成果が出せるように先輩・上司がフォローしてくれる

結果(数字)だけでなくプロセスや行動も見てくれる

社内表彰などモチベーションに繋がる制度がある

このような会社であれば、頑張りがいがあり、納得感を持って働けるはず。
住宅・不動産営業に限らず、どんな仕事でも「やらされ感」で取り組む仕事はツライもの。一方、「頑張りたい」と思って取り組む仕事であれば、ちょっとした困難も苦にならいでしょう。
「キツイ」「やめとけ」と言われてしまう会社は、残業・休日などの条件面だけでなく、評価に対する考え方に問題がある可能性があります。

なお、ALLAGIは人材育成に力を入れており、研修制度や新人・若手をサポートする体制が整っています。
また、ALLAGI Awardという表彰制度もあり、契約数や粗利といった定量面だけでなく、「きめ細やかな接客で顧客満足度の向上に寄与した」「仲間に良い影響を与えた」など、定性面も加味して受賞者を選出しています。

 

住宅・不動産営業が「きつい」は嘘であり本当。自分に合った会社を見極めよう

住宅・不動産営業の仕事がきついかどうかは、結局のところ会社によります。ブラック企業であれば噂の通り間違いなくきついでしょう。
でも、ホワイト企業であれば「きつい」「やめとけ」と言われるような仕事ではありません。
ただし、仕事にはどうしても向き・不向きがあるため、不向きな人はたとえホワイト企業であっても「きつい」と感じてしまうかもしれません。

もしも住宅・不動産営業の仕事に挑戦したいなら、まずは「住宅・不動産営業の仕事に自分は向いているのか?をチェック。そのうえで、ブラックかそうでないかを見極め、社風や文化等も含めて自分に合った会社を選ぶようにしましょう。

<住宅・不動産営業に向いている人>

人の話を聞くのが好き

向上心や成長意欲が強い

フットワークが軽く行動力がある

一つのことに粘り強く取り組める

 

<住宅・不動産営業に向いていない人>

人の話を聞くのが苦手

すぐに結果や成果を求めてしまう

プレッシャーに弱い

地道な努力が苦手

 

よくある質問をQ&A形式でチェック

住宅・不動産営業について、大まかなイメージはつかめてきましたか?
ここからは、気になる“リアル”をQ&A形式で見ていきましょう。

Q.未経験からでも活躍できる?

A. 住宅・不動産営業は、販売・接客など異業種からの転職者が当たり前に活躍している仕事です。
営業職はもともと採用ニーズが高いため未経験歓迎の求人も珍しくありませんが、なかでも住宅・不動産営業は、高額な商品を扱うからこそしっかりとした研修体制を整えている会社も多くあります。

住宅や土地の購入は「一生に一度の買い物」と言われるほど大きな決断。“この人に任せたい”と信頼される人が成果を出すことができます。

経験の有無に関係なく、人として信頼を得られる人が活躍できる――
それが、住宅・不動産営業の大きな魅力でもあります。

Q.ノルマはある?達成できないとどうなる?

A. 住宅・不動産営業では、多くの会社で売上目標(ノルマ)が設定されています。ただし、「達成できなかったらどうなるか」という点は、昔と今とで大きく変わってきています。
以前は「ノルマ=絶対に達成すべきもの」と考えられ、未達の場合は厳しく叱責されることもありました。現在では、ノルマを達成できなかった場合でも、責めるのではなく、一緒に原因を振り返り、次につなげる――そんなスタイルを取る会社が増えています。

その背景には、働き方や価値観の変化があります。「ノルマ=成長のための目標」と捉え、行動やプロセスを評価する会社も多くなってきています。

Q.離職率が高いって本当?

A.  厚生労働省「令和6年雇用動向調査 」によると、不動産業の離職率は13.5%。全産業平均の14.2%を下回っており、宿泊・飲食業の25.1%、サービス業の19.0%などと比べると、離職率はかなり低めです。
にもかかわらず、離職率が高いというイメージがあるのは、「残業が当たり前」「目標未達で厳しく詰められる」など、売上重視だった時代の印象が残っているためです。

今もそうした会社はありますが、近年は働き方改革の影響もあり、ワークライフバランスを大切にする企業も増えてきています。

Q.キャリアアップはどんな道がある?

A. まず営業スタッフとしてお客様対応や提案の経験を積みながらリーダー職・店長職・マネジメント職へステップアップしていくのが一般的です。商談や契約に関する専門知識を深めるために、宅地建物取引士(宅建)などの資格取得を目指す人も多く、スキルアップがそのまま昇進や昇給につながるケースもあります。

また、営業で培った経験を活かして、仕入れ・企画・マーケティングなどの別職種へ進む人もいます。

ALLAGIのように複数の事業を展開している会社なら、住宅・リフォーム・土地販売など、分野を越えたキャリアチェンジも転職せずに可能。将来の選択肢を広げたい人におすすめです。

 

まとめ

結局のところ、住宅・不動産営業にネガティブなイメージがあるのは、一部のブラックな会社が原因です。
住宅・不動産営業の仕事に大変な側面があるのは事実ですが、自分に合った会社を選べば、大変な経験もやりがいやキャリアに変わっていくものです。
住宅・不動産営業の仕事を希望される人は、収入面だけを見てしまいがちですが、「どんな働き方がしたいか?」「どんなと働きたいか?」「どんなキャリアを目指したいか?」まで考えて会社を選ぶようにしましょう。

また、一言で住宅・不動産営業といっても、注文住宅の営業、分譲住宅の営業、リフォーム・リノベ営業、不動産売買仲介営業など、色々な種類の仕事があります。
ALLAGIは住宅・不動産に関わる事業を多角的に展開しているため、中古リノベの営業から宅地分譲の営業にチェンジ、注文住宅の営業から中古リノベの営業にチェンジ……など、ジョブチェンジが可能。
適材適所で活躍できる環境が整っているため、同じ会社の中でも、さらに自分に合った働き方やキャリアを選ぶことができます。

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