
これだけは押さえたい!
不動産営業の仕事でよく使う専門用語集
「住まいに関わる仕事がしたいけど、不動産業界と住宅業界ってどう違うの?」
――そんな疑問を抱いている方は少なくないはず。
どちらも住まいを扱う仕事であることに変わりはありませんが、実は不動産業界と住宅業界には提供しているサービスや仕事内容に大きな違いがあるんです。
この記事では不動産業界と住宅業界の違いや仕事内容、向いている人の特徴などを詳しく解説します。自分にはどちらが合っているのか、ぜひ業界選びの参考にしてみてください!
不動産業界と住宅業界は、どちらも“住まい”を扱う業界ですが、その役割やビジネスモデルには明確な違いがあります。
不動産業界はマンションや戸建住宅など、物件の“流通”を担う業界です。
不動産を売りたい人と買いたい人、貸したい人と借りたい人をマッチングさせ、仲介手数料をもらうことで収益を得るビジネスを展開しています。住宅を流通させる役割を担っているため、基本的に物件そのものを作ることはありません。
住宅業界は住宅そのものを“つくる”業界です。
お客様の要望に合わせて住宅を設計する注文住宅、自社で建てた住宅を土地とセットで販売する分譲住宅の大きく2つの種類があり、家づくりの流れや販売方法はそれぞれ異なりますが、いずれも住宅の設計・施工を手掛け、つくりあげた住宅を販売することで収益を得るビジネスです。
なお、ALLAGIは不動産売買仲介をはじめ、注文住宅、分譲住宅、宅地分譲、中古リノベなど住まいに関わる事業を幅広く展開している会社です。
不動産業界、住宅業界という枠組みにとらわれることなく、多彩なライフスタイルをプロデュースする会社として、お客様の理想の暮らしづくりをお手伝いしています。
不動産営業には売買仲介と賃貸仲介があり、売買仲介営業は住宅を「買いたい人」と「売りたい人」の間に立ち、契約をサポートする仕事です。
買い手側には物件紹介・住宅ローンの手続き・価格交渉・契約手続き・引き渡しなどを行い、売り手側には物件の査定、販売戦略の立案・広告掲載・契約手続きなどを行います。
そして賃貸仲介営業は賃貸物件を探している人に物件を紹介し、内見や契約手続きをサポートする仕事です。契約単価が低いため、高収入は期待できないものの売買仲介営業と比べると短期間で成果が出やすい仕事です。
なお、ALLAGIの場合、賃貸仲介は行っておらず、不動産営業=売買仲介営業です。
売買仲介営業は契約単価が高く、成果に応じてインセンティブを支給している会社が多いため、年収1000万円以上稼ぐ人も珍しくありません。実際にALLAGIでも10人中、1人以上の割合(11.8%)で年収1000万円以上稼いでおり、平均年収も613万円と高め。
ただし、賃貸仲介営業は安定した収入を得られるものの、契約単価が低いため売買仲介のような高収入を狙うのは難しいでしょう。
住宅営業には注文住宅営業と分譲住宅営業があります。
注文住宅営業はお客様の希望に合わせてイチから家づくりをプランニングする提案型の営業です。
住宅展示場に来場されたお客様から家族構成、予算、ライフスタイルなどをヒアリングし、間取りや仕様などを決めていきます。提案から引き渡しまで半年〜1年程かかるため、お客様との付き合いも長くなり、深い関係性を築けるのが特徴です。
ALLAGIの注文住宅営業も引き渡しの頃には驚くほどお客様との仲が深まり、完成したご自宅に招待いただくことも。
お客様と営業という関係性を超え、何年にも渡ってお付き合いが続いている社員も少なくありません。
ALLAGI社員とお客様のエピソードはこちら
一方、分譲住宅営業はすでに建築した住宅(または建築中の住宅)を販売する仕事で、お客様の希望条件に合う物件を紹介し、ローンや契約のサポートを行います。
完成済みの物件を販売するため提案から引き渡しまでの期間も短く、スピード感のある営業が求められます。
住宅営業は週末に集客イベントを開催したり、展示場での対応に追われたりするため、不動産営業より拘束時間が長くなる傾向にあります。
ただし住宅営業も契約単価が高いため、頑張り次第では年収1000万円以上稼ぐことができます。
なお、ALLAGIは20時になるとパソコンが強制シャットダウンされるなど、しっかり労務管理を行っているため、残業は月平均21時間程度。拘束時間が長くなりがちな住宅営業でも極端に帰りが遅くなることはありません。
どちらの仕事も人と関わる仕事ですからコミュニケーション力は欠かせませんが、不動産営業と住宅営業ではお客様との関わり方や営業スタイルが異なるため、向いている人の特徴もそれぞれ異なります。
不動産営業は現地調査や物件案内で外に出ることが多いため、フットワークが軽く、積極的に情報収集できる人が向いています。
また、賃貸仲介営業は数をこなす必要があり、スピード感を持って仕事をしたい人に向いています。
住宅営業はお客様が思い描く理想の暮らしを正確にキャッチする必要があります。人の話を聞くのが得意な方はお客様のニーズを上手に引き出すことができるでしょう。
また、注文住宅営業はお客様と一緒に住まいをつくりあげていくため、クリエイティブな感性やアイデアを生かすことができます。
仕事を選ぶときは、まず不動産業界と住宅業界のどちらが自分に向いているかで業界を絞り込んでいくと良いでしょう。
ただし、同じ業界でも個人主義の会社があれば、チームプレーを重視する会社もあり、会社によって仕事に対する価値観や働き方にはかなり違いがあります。
また、完全歩合制の会社もあれば、基本給+歩合給の会社もあり、収入は不安定だけど稼ぎやすい、収入は安定しているけど稼ぎにくいなど、会社によって収入面の特徴にも違いがあります。
一般的な不動産業界や住宅業界の特徴とは合致しない会社もあるため、「不動産会社だから自分には合っていない」など、決めつけず「この会社はどんな会社なんだろう?」と一つひとつの会社をじっくり見極めることも大切です。
ちなみにALLAGIはチームプレーを重視する会社で、お客様に最高の住まいをお届けできるよう、仲間と協力しあって仕事をしています。
そんな背景もあって未経験入社の若手社員が不動産営業や住宅営業としてたくさん活躍中。
なお、ALLAGIは賃貸仲介を行っていないため不動産営業の場合、やや難易度の高い売買仲介営業を担当することになりますが、周囲のフォローと手厚い研修によって、成長とキャリア形成をサポートする仕組みが整っています。
また、ALLAGIは不動産営業も住宅営業も月々の収入が大きく変動しないよう固定給に重きを置き、仕事の成果は昇給・賞与で還元しています。そのため、高収入を求める方はもちろん、安定性を求める方にもオススメです。
いかがでしたか?「住まいに関わる営業職」といっても、不動産業界と住宅業界では担う役割や仕事のスタイルも大きく異なります。
交渉力を磨きたいなら売買仲介営業、早く成果を出したいなら賃貸仲介営業、お客様にじっくり寄り添いたいなら注文住宅営業、営業力を身につけたいなら分譲住宅営業……など、それぞれの仕事の違いを理解したうえで、自分の性格や希望に合った業界を選ぶと良いでしょう。
ただし先述の通り、同じ業界でも会社によってかなり違いがあるのも事実。仕事選びは人生切な選択のひとつですから、自分に向いている仕事、自分らしく活躍できる会社を見つけて、納得のいくキャリアを築いていきましょう。