
ハウスメーカーの営業って稼げるの?
気になる年収や給与の仕組みを徹底解説
ハウスメーカーや不動産業界の営業は、何となくハードルが高そうなイメージがありますよね。家を売ったり、土地を紹介したりする仕事ですから、扱う金額が大きく、難しそうに感じる人は多いはず。でも、ハウスメーカーや不動産業界の営業として活躍している人のなかには、未経験からスタートした人がたくさんいるんです。
実際にハウスメーカーや不動産業界の求人情報には「未経験者歓迎」と書かれている場合が多く、なかには「経験者より、むしろ未経験者の方がいい」という会社も。この記事では未経験でも活躍できる理由や求められるスキルについて詳しく解説します。
ハウスメーカーや不動産会社の営業職募集では、「未経験者歓迎」「経験不問」と打ち出している会社がたくさんあります。
「経験者の方いいんじゃない?」と思うかもしれませんが、ハウスメーカーや不動産会社が経験にこだわらず、未経験者を採用している背景には以下のような理由があります。
人事担当者の多くは、営業の仕事で重要なのはコミュニケーション力だと考えています。そして、知識・スキルは後から身につけることができますが、コミュニケーション力は経験や努力で身につくものではないと考えている人が少なくありません。
そのため、「コミュニケーション力あれば、未経験でもOK!」としている会社がたくさんあります。
住宅や不動産の営業は、絶対にこの資格がないとできないという仕事ではありません。
不動産営業の場合、「宅建士(宅地建物取引士)の資格が必須なのでは?」と思うかもしれませんが、法律では1つの事務所につき5人に1人の割合で宅建士がいればOK。全員が資格を持っていなくても大丈夫なんです。
最近は少子高齢化の影響もあって、住宅・不動産業界に限らず、どこの業界でも若手人材を確保するのが難しくなっています。でも、会社を長く存続させていくためには世代交代をしていく必要があります。
若くて経験がある人材は限られているため、経験は不問とし、若手採用に力を入れている会社も少なくありません。
実際に未経験からハウスメーカーや不動産の営業を始めて活躍している人はたくさんいます。ALLAGIでも元アパレル販売員、飲食店スタッフ、建設現場の作業員など、異業種から転職してきた社員が輝かしい実績をあげており、新卒で入社してわずか3年で店長に昇格した社員も!
未経験でも活躍できるのはどんな人なのか、ここではハウスメーカーや不動産業界の営業に向いている人の特徴をご紹介します。
家や土地の購入は多くのお客様にとって、一生に一度のとても大きな買い物です。お客様のその後の人生にも大きく影響するため、「売りたいモノを売る」のではなく、お客様のことを第一に考え、お客様の立場に立って物事を考えられる人が活躍できるでしょう。
実際に新卒でALLAGIに入社して3年目で受注数トップに輝いたOさんは、徹底してお客様の立場に立ち、自分が家を買うくらいの気持ちで情報収集を行うとのこと。近所のスーパーが安い、高いという情報まで調べ上げ、お客様に伝えているそうです。
Oさんの活躍エピソードを読む
営業と聞くと「話す力」が重視されがちですが、実際はお客様の話をよく聞き、ニーズを的確に把握する「聞く力」の方が重要です。
「こんな暮らしが理想」など、相手の話を引き出し、会話の意図をしっかり汲み取れる人はハウスメーカーや不動産業界の営業職に向いています。
この仕事はお金の知識、建築の知識、法律の知識など、覚えることがたくさんあります。わからないことをそのままにせず、すぐに調べたり、教わったりしながら、積極的に知識を増やしていける人は安心感や説得力のある説明・提案ができるようになるでしょう。
実際に建設現場の作業員からALLAGIに転職してきたHさんは、通勤時間中YouTubeを見ながら建築や不動産のことを勉強しているとのこと。知識が増えるとともに、どんどん実績も伸びています。
Hさんの活躍エピソードを読む
住宅や不動産は高額な商材だけあって、提案したら即契約ということが少ない業界です。商談が長期化することもあり、特に住宅の場合は契約の意思が固まってから、実際に家が完成するまで数ヶ月間かかります。
スグに結果が出る仕事ではないため、粘り強くお客様に伴走する力が必要になります。
どういう人がハウスメーカーや不動産の営業として活躍できるのかは、何となく理解できたはず。
また、実際にハウスメーカーや不動産会社に入社すれば、きっとバリバリ活躍している先輩を目の当たりにし、より具体的なイメージが掴めるはずです。
でも、活躍している先輩と同じような営業をすれば上手くいくかといえば、必ずしもそうではありません。もちろん見習うべき点はたくさんあると思いますが、年齢や経験年数によってどうしても得意なことや不得意なことがあるからです。そのため、「今の自分にとっての強みは何か?」を把握し、自分に合った営業スタイルを見つけることが大切です。
ここでは「20代はこういう部分が強みになる」など、年代別の傾向をご紹介します。
20代の若手の場合、元気さや素直さが強みになります。
知ったかぶりをするよりも、わからないことはわからないと正直に伝える方がお客様から信頼を得やすい傾向にあります。ただし、すぐに調べて回答するなど、スピーディーな対応は必須。若いぶん、すぐお客様から頼られる存在になるのは難しいものの、一生懸命頑張る姿に好感を抱くお客様は多いはずです。
また、SNSで参考となる家のデザインやインテリアを探して紹介するなど、デジタルネイティブ世代ならではの情報収集能力を上手く活用すると良いでしょう。
30代は若さがありつつ、落ち着きや安定感も出てくる年代です。
また、家を買う人の年代で圧倒的に多いのが30代です。結婚・出産・子育てをきっかけに「マイホームを持ちたい」と考える人が多いため、お客様と同年代であることは大きな強みに。特に建売住宅や若い世代向けの注文住宅、中古・新築マンションを取り扱う営業であれば、その強みを思い切り発揮できるはずです。お客様と同じ目線で一緒に家づくりや家探しを楽しむことが、お客様満足度に繋がっていくでしょう。
40代になると、さすがに元気さや素直さだけ勝負するのは難しくなります。
異業種から転職して、住宅・不動産業界の経験が浅かったとしても、お客様側としてはどうしても、年齢に相応しい知識やスキルを期待するようになるからです。
ただし、住宅・不動産に関わる知識はもちろん、これまでの人生で培った知識を生かし、お客様にとって有益な情報を提供できれば、揺るぎない信頼を得られるはず。落ち着きや信頼性、知識力が強みになり、価格帯の高い注文住宅や高級物件を扱う営業でも力を発揮しやすくなるでしょう。
50代になると豊富な知識に加え、これまでの人生で培ってきた人脈やネットワークが大きな強みなります。
特に不動産の営業は物件情報をどれだけ素早く、正確に把握しているかが重要になるため、情報を仕入れる力やネットワークがあれば大きなアドバンテージになることは間違いありません。
また、投資用物件や土地の売買、高額な注文住宅など、富裕層向けビジネスの分野でも活躍しやすくなるでしょう。
未経験者を採用しているハウスメーカーや不動産会社はたくさんあり、未経験でも住宅・不動産の営業として活躍することは十分可能です。
また、ハウスメーカーや不動産会社のなかには業界経験者より、むしろまっさらな未経験者の方がいいという会社もあり、ALLAGIもどちらかというとそのタイプ。それは会社としてのミッションに「人を創り、世の中をよくする」を掲げており、人を育てることに重きを置いているからです。もちろん経験者がNGというわけではありませんが、もし他の会社でガツガツ売り込むような営業をしていて、そのスタイルが染みついていると、お客様第一主義のALLAGIの方針とはギャップが大きく、少し戸惑ってしまうかもしれません。
ただし、住宅・不動産の営業は未経験から始められるとはいえ、覚えることや習得すべきスキルがたくさんあります。そのため、しっかり研修・教育を行っているなど、入社後の育成環境が重要になります。採用はするけれど、育てることはしない会社では、活躍できる営業になるのは難しいでしょう。ちなみにALLAGIは新入社員研修、外部研修、クオリティ向上ミーティング、1on1ミーティングなど、社員の成長をサポートする環境づくりに力を入れています。
もし、未経験からハウスメーカーや不動産会社の営業を始めるのなら、会社を選ぶ際に「育成環境が整っているか?」「未経験入社の社員が活躍しているか?」などをしっかりチェックすると良いでしょう。